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仲間を知る

INTERVIEW 社員インタビュー

右も左もわからないまま
飛び込んだ製造業に今では夢中

2020年入社 加工1課

T.J

世界で活躍する電子機器を
自らの手で作っている実感

Q1.甲府伊奈鋼業を選んだ理由は何ですか?

私は、短大を卒業して新卒で入社をしました。実は、短大では商業系の勉強をしていたので、入社前は工業系の仕事はよくわからないというのが本音で結構不安でした。ですが、会社見学に来た際にその気持ちを社員の方に正直に打ち明けたところ、「そういった人でも活躍できるし、教育にも力を入れているよ」と不安な気持ちに寄り添って親身に話を聞いてくれたため、安心して入社を決めました。

Q2.普段、担当されている仕事内容を教えてください。

大手電機メーカーの構内で請負業務を行っていますが、主に加工されて回ってきた大物部品のバリ取りからボルトの取り付け、その後の検査までを担当しています。デリケートな製品を扱っていますので、しっかりしたチェックが必要とされる現場です。

Q3.やりがいを感じるのはどんなときですか?

やはり、完成していく商品を見たときですね!自分も携わっているという実感が沸きます。今いる仕上げの工程の現場では、完成品を目の当たりにする機会も多く、どんどん出来上がっていく様を見られることも楽しみの一つです。小さな部品から製造を行う生産現場では、自分が何を作っているのかわからないまま作業をしているとなかなかやりがいを感じづらいことも多いので、完成品が目に見える現場で作業できることはありがたいことだなとつくづく思います。

自分の考えを伝えることでより働きやすい環境へ

Q4.多くの社員、スタッフと共にチームで製造をする魅力は?

自分の意見を気軽に話せたり、相談しやすい環境だと思います。基本作業はマニュアル通りに進めますが、完成度の高さを求めて考えた現場ならではの意見は、会社全体の向上にも繋がるものです。そういった現場の声を、伊奈鋼業では大事にしてくれるため、自分もチームの一員である実感も沸きやすいですね。実際に、限られた人数でも仕事がスムーズに回るよう、別工程のスタッフにも工程を知ってもらい、みんなで連携をとりやすくした方が良いのではないかと提案をしたことがあったのですが、無碍にされることなく今後の課題として意見を吸い上げてくれました。また、自分も作業に慣れていく中で少し鈍感になることがあるのですが、後輩の意見によって気付かされることもありますし、若い人の意見を柔軟に取り入れてくれるのは幅広い年齢層のスタッフが働いているこの現場だからこそだと思っています。

Q5.入社して自分の成長や変化を感じることはありますか?

入社後、玉掛けや床上クレーンの資格を取得しました。どういった資格があるかもわからない中での入社でしたが、少しずつスキルアップを図っています。最近では、上司に仕事を任せてもらえるようにもなって、心の余裕も出てきたかなと思います。また、後輩もでき、指導する立場に回ったので、入社時の不安な気持ちを思い返しながら声掛けをしたり、自分が先輩方にしてもらったことを返せるよう心がけて指導をしています。直近の目標は、与えられた仕事をそつなくこなすことですが、いずれはほかの工程や部署での作業にも挑戦できたらいいですね。

Q6.これから入社を考えている方にメッセージをお願いします。

工場の仕事というと身構えるところもあったり、何の知識もないけど大丈夫なのかといった漠然とした不安があると思います。でも、畑違いの勉強をしてきた自分でも、いざ飛び込んで入ってみるとそこまで気にする必要はなかったと今では思います。そういった不安にも臆せず、少しでも興味があれば気軽に見学に来て作業現場を見てほしいです。教育体制も整っていて、仕事も覚えやすいですから安心してください。